公益目的事業の実施に関する基本方針

 公益財団法人 セコム科学技術振興財団(以下、当財団という)は、公益目的事業の実施における公平性・公正性・透明性等の確保の観点から、以下のとおり基本方針を策定して、公益の増進に務めます。

1.法令の遵守

 当財団は、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律をはじめ、関連する法令及びその他のガイドラインなどを遵守します。

2.公益目的事業の目的、内容、手段

 当財団の実施する公益目的事業は、不特定多数の者の利益の増進に寄与することを主たる目的とし、その事業内容及び手段について、事業目的達成のために適切なものとすることを宣します。

3.応募の機会

 当財団は、応募型の助成事業を実施する場合、募集要領を当財団のホームページへ掲載し、告知に務めるなど、応募の機会を一般に開く形で行います。

4.利害関係者の排除

 当財団は、応募型の助成事業及び表彰事業における選考に当たって、公平性および公正性の確保のため、選考者から、申請者と直接の利害関係を有する者を排除して実施します。また、当財団の役員および評議員は、申請者にはなれません。

5.専門家による選考

 当財団は、応募型の助成事業及び表彰事業における選考について、大学関係者を中心とする多分野の専門家からなる組織(選考委員会など)を設置して行います。

6.対象者の公表

 当財団は、助成および表彰の対象者及びその内容(表彰の場合は理由を含む)を当財団のホームページに掲載し公表します(個人名又は団体名の公表に支障がある場合、個人名又は団体名の公表は行いません)。

7.適切な情報管理

 当財団は、応募型の助成事業及び表彰事業における選考の経過及び結果等の情報について、適切に管理します。

8.成果の報告

 当財団は、応募型の助成事業の助成対象者から、成果について報告を求め、助成金の使途の監督に努めます。

9.表彰者への金銭的負担

 当財団は、表彰事業の実施に当たって、表彰者や候補者に対して当該表彰に係る金銭的な負担を求めません。

10.セコム(株)との関係

 当財団の全ての公益目的事業において、セコム(株)及びそのグループ各社・組織は、その受益対象外とします。但し、共同研究者として助成・表彰対象の研究開発に参画することはこの限りではありません。

11.改廃手続

 本基本方針の改定および廃止は、理事会の決議によって行います。

12.お問い合わせ先

 本基本方針に関するご質問につきましては、下記までお問合せください。

 公益財団法人 セコム科学技術振興財団 事業部
 電話番号:03-5775-8124

平成30年2月23日
公益財団法人 セコム科学技術振興財団
代表理事・理事長 佐々木信行