HOME > 研究者 > 中島友紀先生 >「健康寿命の促進を目指したロコモ・フレイル発症の機構解明とその制御法の開発」(第1回)

製剤化によって新たな治療方法が確立されれば、ロコモ・フレイルの発症抑制に大きく貢献しそうですね。

ケミカルの同定から製剤化までは、十数年を要するため、本剤が臨床の場で使用されていることが理想です。候補ケミカルは経口投与においても、充分に血中濃度が保たれることが解析により明らかになっています。患者さんは通院する必要がなくなり、介助者の負担も大きく軽減されるでしょう。本剤の製剤化によるインパクトは大きいと感じています。

製剤化に成功すれば、寝たきりの患者さんが運動機能を取り戻し、介護者の負担軽減に繋がる

ありがとうございました。次回のインタビューでは、骨粗鬆症の新たな治療法についてお伺いいたします。

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