1990年東京大学医学部卒業。東大整形外科等で臨床医を7年間務めた後、東大整形外科大学院に進学。関節リウマチ骨破壊と破骨細胞の研究を行い、2001年に東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(医学博士)。同大学医学部免疫学助手に就任し、インターフェロンによる破骨細胞制御の研究等を行う。
2001年に科学技術振興機構さきがけ研究21研究者に、2003年には東京医科歯科大学(現・東京科学大学)分子細胞機能学の特任教授となる。以来、破骨細胞における転写因子NFATc1や免疫受容体による制御の研究など、免疫系による骨代謝制御に焦点をあてた「骨免疫学」と呼ばれる新規学際領域を開拓している。 2005年に東京医科歯科大学分子情報伝達学教授、2009年にJST ERATO高柳オステオネットワークプロジェクト研究総括に就任。2012年より現職。