重心と足圧中心の位置の計測結果から、ヒトの生活動作には多くの方向転換を伴うことや、高齢者は動作がより複雑になり、それゆえ不安定になりがちであること、また足圧と重心の位置から転倒リスクを評価できることがわかりました。そしてこれにより、身体動作の撮影画像から転倒に関わる身体情報データを取得し、そこから転倒リスクを評価できると見込んでいます。
民泊施設にて、モーションキャプチャで取得した重心・足圧中心のデータと、空間を重畳した結果(左:健常者、右:高齢者)
これに加え、アプリにおいて住宅内行動の転倒リスクを計算するためのデータベースを作成するために、高齢者を対象にアンケートを実施しました。




学生の時に研究していた同潤会アパートのポスター。この研究をきっかけに、建築の住まい方や、人と建築の関わりについて関心を深めた